保育業界は伸びると思って期待して保有している2749JPホールディングス。
おもしろい株主優待が新設されていたり、児童教育の海外展開を進めたり、保育士の待遇改善に注力したりと、私はとても期待を持っている保育大手の会社です。
でも今は心底、ガッカリしています。
何が起きているのか?遅ればせながらやっと理解しました。
先日からきな臭い総会通知や株主の会からのお手紙など、普通ではない感じがしていましたが、東洋経済オンラインのこちらの記事を読んで、今回の内紛の事情がよく分かりました。
総会通知などの情報から、私が理解したところをまとめると以下のとおりです。
・創業者の前社長が、セクハラとパワハラ。
・前社長は、上記を認めたのか体調不良を理由に社長退任。
・今になって前社長が、現社長体制を解任する旨の株主提案。
・11月22日に、臨時株主総会を開催。
・ちなみにハラスメント等に関して第三者の調査をしたら驚きの結果。
・なんと、前社長はもちろん、現社長もセクハラとパワハラの加害者。
・この先も内紛の影響が残るに違いない。
簡単にまとめるとこのような感じです。ニュアンスが異なれば申し訳ないです。
でも、株主として、とても残念です。
応援している会社なのに、ハラスメントが原因でこんな騒動になっていたとは。
子どもを育てる事業が生業の会社、この業界では日本最大手なのに、非常にがっかりしています。
これからも子育て業界は伸びていくに違いないのに、肩を落としてしまいました。
ガバナンスが脆弱なこんな会社が、これからどうなっていくのか?
セクハラとパワハラを受けた人の痛みは、相当大きなものだったと思います。
とりあえず、22日の臨時株主総会では前社長の提案は否決された(=現体制が解任にはならなかった)ようです。
どうにか持ち直して健全な会社運営を…と願うばかりです。