図書館でリクエスト予約して、長らく楽しみに待っていた、v-com2さんの株の本を読み終えました。
「最強のファンダメンタル株式投資法」です。
役に立つ本でした。
個人投資家の目線から書かれていて、読み応えがありました。
v-com2さん(「ぶいこむつー」さんと読みます)の何が好きかというと、一貫して、自分の頭で考えることが大事だと言っている点です。
そう言うだけあって、v-com2さんが、銘柄を選ぶときにどこに着目し、何を考え、何を疑い、どのように売買したのか?ということが、具体的に書いてありました。
・ああ、分かる、こういうとき、悩むよなぁ!
とか、
・ああ、それは知らなかった、そんな考え方があるんだ!
とか、
・なるほど、これまで疑問だったところは、こういう風に解釈できるんだ!
というたくさんの発見のある本でした。
具体的な銘柄名を挙げて、自分の体験をさらして解説しているところに、非常に強い納得感がありました。
今回読んだ本の中で、最も心に残った点は、以下です。
「自分が、何かの上位1%の人にはなれなくても、少なくとも上位10%に入れたら、株の世界で勝てる可能性が高くなる。さらに、1つではなく、3つくらいの分野で上位10%に入れたらさらに勝つ可能性が高くなる。」
という一文です。
その分野が「株主優待」だったり「特定の売買手法」だったりするのでしょうが、確かにそのとおりだと感じます。
自分の強みを磨いて、自分の頭で考え続けられる人が、株でも何でも成功するのだと、刺激をもらった1冊です。