図書館の魅力は、本を無料で読めるという点だけではなく、思いもよらない分野の知識に触れることができる点にあると思います。
情報の新しさがものを言う四季報のような本以外は、そう急いで読む必要もないので、ひたすら図書館でお世話になっています。
図書館のフル活用術を3つほど挙げたいと思います。
「今日返却された本の棚」が穴場
その棚には、魅力的な本がたくさん返却されています。
町の誰かが、借りてまで読もうと思って借りられた本たちです。
読み応えがあります。ニーズがあるのだと思います。
私はここで、税金の減免の制度をたまたま知って、とてもありがたい思いをしました。
(昔のブログ)住民税の減免をしてみた話
一昔前のベストセラーを片っ端から予約する
本の予約をして読みたい本を取り寄せておくのも便利です。
これまでいくつかの都市で生活したことがありますが、どの自治体の図書館にも予約システムがありました。
だた、新しくて人気の本は、気が遠くなるくらい確保までに時間がかかります。
そこで、ちょっと古い年代の本のベストセラーを狙います。
ネットで「1990年+ベストセラー本」とかで検索して、片っ端から予約しています。
昔の本なので予約はほとんど入っておらず、数日もすれば借りることができます。
昔の本だとしても、ベストセラーになった本はやはり面白くて、有益であることが多いです。
頻回に予約作業をするのは面倒なので、2ヶ月に1回くらいで十分です。
人生の節目に同じテーマの本に3冊目を通す
株を始めたときもそうでした。
(参考)株を始めたころに読んだ本3冊
とりあえず、3冊そのテーマの本を読めば、その世界で大切であろうことがだいたい分かるような気がします。
就職、転職、結婚、離婚、出産、育児、料理、お弁当、作り置き、海外旅行、留学、起業、家を買うとき、家を売るとき、介護をするとき、介護をされるとき、病気になったとき…。
想像しただけでいろんな節目がありますが、そのどのテーマにも、たくさんの本があります。
しかも、超マニアックな部類の本もあります。
世界は広い、知らないものがまだたくさんあると気づかされます。
(例えば、離婚なら「60過ぎての離婚」とか、育児であれば「おむつなし育児」とか、病気であれば聞いたこともないようなレアな病気の克服体験記とか。)
マニアックなテーマのキーワードで本を検索してみても、出てくる出てくる、その専門書が!という感じです。
何か新しいことをしようと思ったら、とりあえず3冊。結構役立ちます。