4714リソー教育から株主通信が来ました。
読んでいて、アレ?と思ったことがあります。
配当の考え方の部分です。ここです。
当社は配当性向100%を目途に安定的な配当を行うことを基本方針としております。
こう書いてあります。
「配当性向が100%」という数値がめずらしいなと思ったのです。
20%とか50%とかならよくありそうですが、100%って。
そもそも配当性向とは何かよく知りません。調べてみると…
配当性向とは、その期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセンテージで表したものです。配当性向は投資を行う際に企業を評価する指標のひとつです。
素人考えですと、配当性向が高ければ、株主にやさしい会社なのかと思ってしまいます。
でも、配当性向が高ければいいというわけでもない様子です。
配当性向が低いイコール「悪い企業」とは必ずしもいいきれません。なぜなら、企業が成長するにはお金が必要なので、次の年度の事業に向けて投資をするために株主に配当せずに貯めているのかもしれません。特に若い急成長中の企業であれば、たくさんお金を使って事業を大きくしたいと思いますよね。そんな企業の配当性向は低くなる傾向にあるからです。
(同上)
そうですよね。
稼いだお金を、全部株主にあげちゃっていいというわけでもないですよね。(ありがたいですけど。)
そうなると、このリソー教育の「配当性向100%を目途にします」という考えは、そのまま喜んでいいのか?と思わされます。
まあ、たくさん配当をいただけるのはいいんですけど…。